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ヤフー、AIが“価格決める”チケット販売 ソフトバンク戦が対象

ヤフーが、福岡ソフトバンクホークス主催のパ・リーグ公式戦チケットの販売に、人工知能(AI)による需要予測を導入。予測結果に基づき価格を1日1回変更する。

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 ヤフーは7月1日、福岡ソフトバンクホークス主催のパ・リーグ公式戦チケットを、人工知能(AI)が需要を予測し、日々価格を変える形式で販売を始めた。過去3年間の販売実績や球団のリーグ内順位、対戦成績、チケットの売れ行きなどを分析した結果から、1日1回価格を変更する。

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「パ・リーグ」(一般社団法人日本野球機構より)

 7月17日から2017年度シーズン終了まで、福岡 ヤフオク!ドーム(福岡市)で行うパ・リーグ公式戦計27試合のチケットが対象。ダグアウト上部エリアの前方ブロック58席(S指定席-1塁側)を、同社の電子チケットサービス「PassMarket」で販売する。

 「試合や座席の価値に応じて価格が変動することで、ユーザーは人気のチケットを適正な価格で購入でき、興行主は収益の最適化が期待できる」(同社)

 同社は、この価格変動形式の実証実験を昨年3月に実施。購入者から「納得できる価格で買えた」「ぜひ続けてほしい」などと好意的な意見が寄せられたため、正式販売を決めたという。

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販売対象席からの眺め(イメージ)

 ヤフーは「今後もスポーツを含むエンターテインメント分野のチケット流通の課題を解決するべく、新たな流通の仕組みを提案していく」としている。

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