ガンホー・オンライン・エンターテイメントが7月28日に発表した2017年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比20.0%減の491億円、営業利益が27.1%減の194億円と減収減益だった。主力スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の売上高減少が要因だとしている。
経常利益は26.5%減の193億円、純利益は28.4%減の120億円。こうした状況の中で、同社は既存ゲームのMAU(月間アクティブユーザー)の維持・拡大、グローバル配信を前提にした新作ゲームの開発に注力しているという。
例えば、リリースから5周年を迎えたパズドラでは、他社キャラクターとのコラボレーションや、モンスターのトレード機能実装(7月13日)などを実施。MAUは堅調に推移しているという。7月1日には国内累計ダウンロード数が4600万を突破したとしている。
主力のパズドラに加え、新作タイトルの開発・運営も。プレイステーション4向けオンラインゲーム「LET IT DIE」(レットイットダイ)を、16年12月に北米・欧州、17年2月に日本・アジアで公開。ゲーム内イベントの実施、アイテムの追加などを継続して行い、「世界規模でのユーザー層の拡大、長期的に楽しんでもらえる運営に取り組んでいる」としている。
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