Adobe、Flashなどのセキュリティアップデート公開
Flashは、できるだけ早く最新バージョンに更新する必要がある。AcrobatとReaderでは計67件の脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。
米Adobe Systemsは8月8日、Flash PlayerとAcrobatおよびReader、Experience Manager、Digital Editionsの各製品を対象とするセキュリティアップデートを公開し、多数の脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。
Adobeのセキュリティ情報によると、Flash Playerは26.0.0.137までのバージョンに存在していた2件の脆弱性に対処した。Windows、Mac、Linux、Chrome OS向けに公開された更新版のバージョン26.0.0.151で、この問題を修正。できるだけ早くこのバージョンに更新するよう促している。
AcrobatとReaderはWindowsとMac向けに更新版が公開され、計67件の脆弱性を修正した。優先度は「2」に指定され、30日以内をメドに更新するよう呼び掛けている。更新版は、Acrobat DC/Acrobat Reader DCの連続トラックがバージョン2017.012.20093、Acrobat 2017/Acrobat Reader 2017が同2017.011.30059、Acrobat DC/Acrobat Reader DCのクラシックトラックが同2015.006.30352、デスクトップ向けのAcrobat XI/Reader XIは同11.0.21となる。
Experience Managerはバージョン6.0〜6.3向けのホットフィックスを公開。Digital Editionsは更新版となるバージョン4.5.6で、それぞれ複数の脆弱性を修正している。
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