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Apple「Swift」のクリス・ラトナー氏、Teslaを経てGoogle Brain入り
Appleで「Swift」を開発し、Teslaで自動運転部門トップを数カ月務めたクリス・ラトナー氏が、Googleの人工知能部門「Google Brain」に参加する。
米Appleのオープンソースのプログラミング言語「Swift」の開発者で、1月に米Teslaに転職したエンジニア、クリス・ラトナー氏は8月14日(現地時間)、米Googleのディープラーニング部門Google Brainに参加するとツイートした。
「来週Google Brainに加わるのが超楽しみ。AIは(今のところ)自分自身を民主化できないので、誰でも使えるようになるのを助けるつもり」(ラトナー氏)
ラトナー氏は2000年、イリノイ大学の学生としてコンパイラ基盤の「LLVM」を立ち上げ、現在もプロジェクトを統括している。Appleには2011年に入社し、同社は2014年にラトナー氏が開発したプログラミング言語Swiftを発表した。退社まで、同氏はSwiftのプロジェクトのトップを務めていた。
Teslaでは、自動運転エンジニアリングチームのリーダーを務めたが、6月に退社した。同氏のWebサイトによると、「多くのすばらしいものを構築したが、Teslaは私がいるべき場所ではなかった」という。「(Teslaでは)多くを学び、懸命に働き、多くのすばらしい人々と出会い、とても楽しかった。今でもTeslaとそのミッションを強く信じている」(ラトナー氏)
Google Brainは、Googleの親会社、Alphabetの他の部門とも提携し、機械学習の研究やシステム・エンジニアリングに取り組む部門だ。
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