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Windows 10、秋の更新でアプリインストール時の情報アクセス通知厳格化
Windows Storeからダウンロードするアプリは現在、位置情報を収集する場合のみインストール時に通知が表示されるが、10月17日の「Fall Creators Update」以降は、カメラ、マイク、連絡先、予定表にアクセスする場合も事前に通知が表示されるようになる。
米Microsoftは9月13日(現地時間)、10月17日実施予定の「Windows 10」の次期アップデート「Fall Creators Update」でのプライバシー関連の改善について説明した。
Windows Storeからアプリをダウンロード/インストールする際の、アプリが収集する個人情報に関する通知はこれまで、位置情報についてのものだけだったが、更新後はカメラ、マイク、連絡先(アドレス帳)、予定表(カレンダー)の情報収集についても通知するようになる。
Fall Creators Update以前に既にインストール済みのアプリについては通知は出ないが、[スタート]→[設定]→[プライバシー]でどのアプリがどのような個人情報を収集しているかを確認できる。
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