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Slackが2億5000万ドル増資、Softbank Vision Fundがリード
年内に日本語対応を計画中のSlackが、ソフトバンクのリードで2億5000万ドルの増資を行ったと複数のメディアが報じた。
企業向けコラボレーションツール「Slack」を運営する米Slack Technologiesが2億5000万ドル(約279億円)の増資を完了したと、米Recodeなど複数のメディアが9月18日(現地時間)に報じた。
Recodeによると、企業価値は50億ドル以上で、このラウンドはソフトバンクの10兆円ファンドSoftbank Vision Fundがリードしたという。Slackには米VC大手のAccelも出資している。Accelによると、Slackの売上高は前年比2倍という。
Slackのスチュワート・バターフィールドCEOはRecodeに対し「Vision Fundはクローバルな技術プラットフォームに重点を置いており、Slackの最近の国際的な市場拡大に沿っている」と語った。
同社のDAU(日間アクティブユーザー)は600万人で、その55%は米国外。年内には日本語に対応すると発表している。
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