Microsoft、「Skype」へのFacebookアカウントでのログインを2018年1月10日に終了へ
Skypeの旧バージョンでまだ可能なFacebookアカウントでのログインが、2018年1月10日からできなくなる。Skypeを使い続けるには、Microsoftアカウントに移行する必要がある。
米Microsoftは通話/メッセージングサービス「Skype」へのFacebookアカウントでのログインサービスを2018年1月10日に終了する。米Thurrottが11月27日(現地時間)にMicrosoftのヘルプページに基づいて報じた。
SkypeへのFacebookアカウントでのログインは、2012年から可能になっていたが、iOSおよびAndroid向けアプリでは6月の刷新で既に使えなくなっており、Windows 10版Skypeでも、Windows、Mac、Linux版の新しいSkypeでも既に使えない。つまり、この変更はFacebookアカウントでのログインを続ける目的などで最新版のSkypeにアップデートしていないユーザーにしか影響しない。
MicrosoftはFacebookアカウントのサポートを完全に終了することで、すべてのユーザーにMicrosoftアカウントでのログインによるシングルサインインサービス(Skype、Office Online、Outlook、OneNote、OneDriveなどいずれかのMicrosoftのサービスにログインすればそのまま他のサービスもシームレスに使えるという意味)を提供できるようになるとしている。
まだFacebookアカウントを使っているユーザーは、Skypeを使い続けるには終了までにMicrosoftアカウントに移行する必要がある。
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