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VRヘッドセット出荷、7〜9月期に初の100万台突破、トップはソニー──Canalys調べ
調査会社Canalysによると、第3四半期の世界でのVRヘッドセット出荷台数は100万台位を突破した。製品別ではソニーの「PS VR」がトップで49万台だった。
VR(仮想現実)ヘッドセットの第3四半期(7〜9月)の世界での出荷数が100万台を突破したと、米調査会社Canalysが11月27日(現地時間)に調査結果を発表した。出荷数が四半期に100万台を超えたのはこれが初という。
製品別ではソニーの「PlayStation VR」(PS VR)がトップで、台数は49万台。2位は米Facebook傘下のOculus VRの「Oculus Rift」で21万台。3位は台湾HTCの「HTC Vive」で16万台。この3社で全出荷台数の86%を占めた。なお、Canalysの定義では韓国Samsung Electronicsの「Gear VR」や米Googleの「Daydream View」のようなスマートフォンをセットするタイプのヘッドセットは調査対象外だ。
Oculus Riftは7月に一時的にPS VRと同じ価格に値下げし、出荷台数を伸ばした。
日本ではPS VRのシェアRが80%と圧倒的だったという。Canalysは新宿のVR体験ゾーン(VR ZONEのことと思われる)について言及し、こうした独自のゲーミング文化がVRヘッドセットの普及に貢献していると語った。
Canalysは、2018年には米MicrosoftのWindows Mixed Realityプラットフォームの製品が市場に登場することもあり、VRヘッドセット市場はさらに活況を呈すると予測している。
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