「年末年始も仕事する人」が3割 Backlog運営会社の調査
プロジェクト管理ツール「Backlog」を運営するヌーラボが、年末年始休暇に関するアンケート調査を実施。3割の人が年末年始休暇中も仕事をするという結果が出た。
年末年始も仕事をするという人が3割――プロジェクト管理ツール「Backlog」を運営するヌーラボが行った年末年始休暇に関するアンケート調査で、こんな結果が出た。
同調査で「年末年始休暇中、業務が発生する(仕事をする)日がどれくらいあると予想するか」という問いに「全く仕事をしない」と答えた人は69.6%と7割を切り、3割以上の人がなんらかの仕事をする予定であることが分かった。
仕事をする予定と答えた人のうち、「少しだけ仕事をする」人は24.9%、「半分くらいは仕事をする」人は3.9%、「毎日仕事をする」人は1.6%だった。
「毎日仕事をする」と回答した人が最も多かったのは、経営者(10.0%)で、コンサルタント(9.1%)、事務・総務(7.9%)と続く。一方「全く仕事をしない」と答えた人が最も多かったのはデザイナー(86.8%)、次いで営業(75.0%)、プログラマーを含むシステムエンジニア(72.4%)だった。
では、肝心の年末年始休暇はどれだけ休める日があるのだろうか。同調査で「年末年始休暇が5日以上ある」と答えた人は全体の87.6%。「ある」と答えた人が最も多かったのはインフラエンジニア(100.0%)で、マーケター・プランナー(95.5%)、事務・総務(92.1%)がそれに続く。
逆に最も少なかったのは経営者(60.0%)で、次いでコンサルタント(72.7%)、営業(75.0%)だった。経営者とコンサルタントは「毎日仕事をする」と回答した人の数の多さでも1、2位を占めている。ヌーラボは「顧客、ユーザーと直接コミュニケーションが発生する職種では、そうでない職種と比較して年末年始休暇日数が少なくなる傾向にある」としている。
調査期間は2017年11月18〜30日で、「Backlog」ユーザーを対象に実施した。有効回答数は695人。
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