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「Google Pay」=「Android Pay」+「Google Wallet」
Googleが、これまでAndroid PayとGoogle Walletとしてそれぞれ提供してきた決済サービスを「Google Pay」というブランドに統合した。既にAirbnbなどのサービスも対応している。
米Googleは1月8日(現地時間)、Googleアカウントで使う総合的な決済サービス「Google Pay」を発表した。従来の「Android Pay」と「Google Wallet」の機能を統合し、ブランドを統一した形だ。
Google Walletは、同社が2011年に米国で開始したモバイル決済サービス。その後、2015年にAndroid端末向けモバイル決済サービスAndroid Payが登場してからは、Google WalletはGoogle PlayストアやGmailなどで使う送金サービスの名称になっていた。
これらがすべてGoogle Payというブランドになる。Google Payの履歴はGoogleアカウントで管理できる。同じアカウントで使うChromeやYouTube、さらにはAirbnbやFandango、Instacartなどのサードパーティーのサービスでも利用できる。
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「Google Wallet」は、MasterCardの非接触決済サービス「PayPass」のネットワークを利用する。支払いだけでなく、クーポンやポイントカードの利用も可能だ。
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