ニュース
ビッグデータ活用、AIが運用する投資信託「Yjamプラス!」 ヤフー子会社が取り扱い開始
ヤフー子会社のワイジェイFXが、AIがビッグデータを解析して投資信託を行う「Yjamプラス!」の取り扱いを始める。
ヤフー子会社のワイジェイFXは、Yahoo! JAPANのビッグデータをAIが解析し、銘柄の選定から売買のタイミング決定までを行う投資信託「Yjamプラス!」の取り扱いを1月18日午後3時に始める。
Yjamプラス!では、投資助言を行うMagne-Max Capital Management(大阪府大阪市)が開発したAI運用モデルとヤフーのビッグデータを活用。「AIがビッグデータを解析し、人を介さずAIが投資判断を行う」(ヤフー広報担当者)という。投資対象は国内外の上場株式が中心で、現時点では主に日本株を扱うとしている。
これまでYjamプラス!は、千葉興業銀行や福岡銀行など一部の地方銀行で取り扱っていた。新たに取り扱いを始めるワイジェイFXでは、口座開設や入出金、購入などの手続きがネット上で行える。利用にはYahoo! JAPAN IDのログインが必要。販売手数料は無料、投資信託は100円から行えるという。
また、ワイジェイFXは同日、アストマックス投信投資顧問(東京都品川区)が運用する低コストな投資信託「Yjamライト!」の取り扱いもスタートする。
関連記事
- AIとビッグデータで投資判断 ヤフーグループの投資信託「Yjamプラス!」登場
AIとビッグデータで投資判断するヤフーグループの投資信託「Yjamプラス!」が登場。 - AIで投資効率が10倍アップ? 元Google社員がドイツでベンチャーキャピタルを立ち上げた理由
AIの波が「ベンチャー投資」の世界にも押し寄せてきた。ドイツ発のベンチャーキャピタルがAIを活用する理由とは。 - 「Watson」日本語版APIを提供スタート 三菱東京UFJ銀行、第一三共など導入へ
日本アイ・ビー・エムとソフトバンクが、Watsonの日本語版APIの提供を始めた。言語・音声認識の6種類を用意し、三菱東京UFJ銀行や第一三共などが導入を決めている。 - 魔王討伐のため資産運用、ブラウザゲーム「信託クエスト」公開 三菱UFJ信託銀行
魔王を倒すためには、100ゴールドでは足りない……どうする勇者? - 「ヤフオク!」の決済、「かんたん決済」に一本化 受け取り確認後に振り込み
「ヤフオク!」の商品代金の決済方法が「Yahoo!かんたん決済」に一本化。落札代金をヤフーがいったん預かり、落札者が商品を受け取った後に出品者に振り込む組みも必須に。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.