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niconico、ユーザー生放送で「HD配信」提供 HTML5移行で「軽量モード」も追加

「niconico」の「ユーザー生放送」で、「HD配信機能」の提供が枠数限定でスタート。配信プレーヤーを「HTML5版」へ完全移行する他、「軽量モード」機能も追加する。

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 ドワンゴは1月23日、動画サービス「niconico」の生放送配信サービス「ユーザー生放送」で、画質を高めた「HD配信機能」の提供を100枠限定で始めた。配信プレーヤーを「HTML5版」へ完全移行する他、視聴時の負荷を軽減する「軽量モード」機能も追加する。

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720p配信番組には「HD配信」タグが付く。視聴画面で画質切替設定を「3Mbps」にすると、720pでの映像を視聴できる

 ユーザー生放送の画質は、これまで実質450pまで対応していたが、HD配信(720pまで)に対応する。ビットレートは映像・音声を合わせ最大6000kbps、映像解像度は1280×720ピクセル(最大)、映像フレームレートは最大30fps、音声チャンネル数は最大2ch(ステレオ)。

 18年1月現在、生放送では、同時間帯にユーザーが番組を配信できる「枠」が数千あるが、うち100枠がHD配信に対応する。対応した枠が空いていれば、利用できる仕組みだ。提供枠数は順次増やしていく。

 また「Adobe Flash Player」の開発・提供が2020年に終了することを受け、HTML5版へ完全移行した。niconicoでは17年3月以降、順次FLASH版からHTML5版プレーヤーへの移行を進めていた。

 画質が低下せずに生放送を楽しめるという「軽量モード」機能も追加する。

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