劇団四季「ライオンキング」でスマートグラス使用 多言語字幕サービス開始
劇団四季とエプソン販売、イヤホンガイド、エヴィクサーは1月31日、ディズニーミュージカル「ライオンキング」の札幌公演(北海道四季劇場、札幌市中央区)で、スマートグラス「MOVERIO」(モベリオ)を使用した多言語字幕サービスを2月27日に開始すると発表した。
対応言語は、「英語」「中国語(繁体字・簡体字)」「韓国語」「日本語」。スマートグラスの導入で、舞台から目を離すことなくハンズフリーで観劇できる。
スマートグラスは事前予約で貸し出し可能。訪日観光客向け旅行サイト「JAPANiCAN.com」で、S席チケットとスマートグラス貸し出しのセットチケットを予約すると、2000円(税込)で借りられる。ただし、貸し出し時に保証金として1万円が必要。
聴覚障がい者の観劇支援としても期待されており、聴覚障がい者の場合は身体障害者手帳の提示で無償貸し出し。公演前日までに劇団四季予約センター(0120-489-444/午前10時~午後6時)に電話して予約するか、「劇団四季Webカスタマーセンターお問い合わせフォーム」から問い合わせる必要がある。
サービスの対象は7歳以上。スマートグラスの貸し出し台数に余裕がある場合は、公演当日の開演時間の20分前までに、劇場ロビー内「貸し出しカウンター」で受け付けすれば直接借りられる。
使用するスマートグラスはエプソン販売の「MOVERIO BT-350」。MOVERIOは、独自開発のシリコンOLED(有機EL)ディスプレイで、表示枠を意識させない映像表現が可能。「字幕が空間に浮かんで見える」感覚で作品鑑賞への没入感を高めるという。
字幕表示に関わる音響通信技術「Another Track(R)」の開発はエヴィクサーが担当。Another Trackは独自の音響通信ソリューションで、タイムラグもなく、人数制限もされずに字幕を表示できる。「暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)」やデータベース上に保存している音の「特徴点(フィンガープリント)」をスマートフォンやスマートグラス、ロボットなどの端末が自動認識することで、それらの端末をリアルタイムにコントロールできるという。
(太田智美)
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