Facebook、増収増益だがニュースフィード改善でユーザー滞在時間が5000万時間/日減少
米Facebookが1月31日(現地時間)に発表した2017年第4四半期(10~12月)の決算は、モバイル動画広告が好調で、売上高は前年同期比47%増の129億7200万ドル、純利益は20%増の42億6800万ドル(1株当たり1.44ドル)と過去最高を更新した。非GAAPベースの1株当たり純利益は2.21ドルだった。
売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は129億7000万ドル、純利益は1.95セント)を上回った。
非GAAPベースの営業利益率は5ポイント増の57%だった。
日間アクティブユーザー数(DAU)は14%増の14億100万人、月間アクティブユーザー数(MAU)は14%増の21億2900万人だった。同社はこれまで、MAU全体に占めるモバイルからのMAUを発表していたが、今回は発表していない。
北米でのDAUが前期より100万人減った。前期比でDAUが減るのは、DAUを発表するようになってから初めてのことだ。
モバイルでの広告売上高は広告売上高全体の約89%を占めた。前年同期より5ポイント増えた。
マーク・ザッカーバーグCEOは発表文で「2017年はFacebookにとって力強い年だったが、厳しいものでもあった」と語った。同社は米大統領選での虚偽ニュース拡散の責任を問われており、ザッカーバーグ氏は今年の個人目標を「Facebookの改善」としている。
「2018年には、Facebookを楽しいだけではなく、人々と社会にとって善いものにすることに注力していく。(中略)Facebookでの滞在を快適にする目的で、既に2017年第4四半期にはバイラルな動画の表示を減らした。(こうした取り組みの結果、)ユーザーの1日当たりの滞在時間はおよそ5000万時間減った。有意義なつながりを重視することで、長期的にはビジネスもより強くなるだろう」(ザッカーバーグ氏)
同社は1月に、ビジネスより友達からの投稿を優先するなど、“Facebookの改善”という目標に沿ったアルゴリズム変更を立て続けに発表している。
ザッカーバーグ氏は、毎期の業績発表後に自身のFacebookアカウントで各種サービスに関する数値をまとめたインフォグラフィックスを投稿してきたが、今回はしなかった。ユーザー数ではなく、コミュニティの品質を重視するという姿勢を示す意図なのだろう。
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