Twitterの“流れるタイムライン”が消える? 「User Streams API」を8月に廃止
米Twitterが、Twitterのタイムラインをリアルタイムで取得できるアプリ開発者向け機能「User Streams API」を8月16日に廃止する。
米Twitterは5月16日(現地時間)、Twitterのタイムラインをリアルタイムで取得できるアプリ開発者向け機能「User Streams API」を8月16日に廃止すると発表した。当初は6月19日に廃止予定だったが、ユーザーから「不便になる」などの声が上がり、延期を4月に発表していた。同社が移行を促している新しいAPIには、タイムラインを取得する機能はない。
User Streams APIは、Twitterクライアントの開発者がアプリに組み込むと、ユーザーが更新ボタンを押さなくても新しいツイートを次々に見られる――いわゆる“流れるタイムライン”を実装できる機能。Twitterのヘビーユーザーを中心に人気の高い機能だ。
しかし、Twitterによれば「1%未満の月間アクティブアプリで利用されているにとどまる」といい、「開発環境の向上や継続的にビジネスを成長させることを目的に、廃止を決めた」という。
一方、同社は5月16日、新しいAPI「Account Activity API」を全てのアプリ開発者に公開し、移行を呼び掛けた。ツイートや返信、リツイート、ダイレクトメッセージの送受信など、ユーザーのアクティビティーをリアルタイムで取得できるが、User Streams APIとは異なり、タイムラインの取得はできない。
新しいAPIは、無料版で15アカウントまで登録できる。250アカウントまでは有料版(月額339〜2899ドル)、251アカウント以上は企業向けの有料版を利用する必要がある。
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