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Twitter、“流れるタイムライン”の「User Streams API」廃止を延期
Twitterが、サードパーティアプリで更新ボタンをタップしなくてもタイムラインを自動的に更新する機能を可能にする「User Streams API」の廃止を、当初予定していた6月20日から延期すると発表した。
米Twitterは4月6日(現地時間)、6月20日に予定していた「User Streams API」の廃止を延期すると、公式Twitterアカウントで発表した。
具体的な新しい日程や延期の理由は説明していない。同社は、「通常通り、廃止日の90日前には改めて告知する」としている
User Streams APIは、サードパーティアプリにリアルタイムのTwitterタイムラインを表示する機能を追加できるAPI。Tweetbot、Tweetings、Talon、Twitterrificなどのアプリが採用しており、ユーザーが更新ボタンをタップしなくても新しいツイートを表示できる。
Twitterは昨年12月の発表で、User Streams APIから「Account Activity API」への移行を呼び掛けた。現在β版のこの新しいAPIは、User Streams APIと同様に様々なイベント通知をリアルタイムで取得できるが、タイムラインは取得できないし、無料で利用できるのは35アカウントまでという制限がある。
同社はUser Streams APIを使っているサードパーティーに対し、改めてAccount Activity APIのβ版にアクセスするよう呼び掛けている。
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