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Microsoft、iOS/Android音楽アプリ「Microsoft Groove」を年末終了へ

MicrosoftがiOSとAndroid向けに提供してきた音楽アプリ「Groove」のサービスを2018年12月31日に終了する。ユーザーがOneDriveに保存した音楽は、Windows 10やXboxから引き続き再生できる。

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 米MicrosoftはiOSおよびAndroid向け音楽アプリ「Microsoft Groove」(日本では非公開)のサービスを年末に終了する。米The Vergeが5月31日(現地時間)、Microsoftの声明文を添えてそう報じた。

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App StoreのMicrosoft Groove

 6月1日にはアプリのダウンロードができなくなり、既存ユーザーも年末にはアプリで音楽を再生できなくなる。

 これで、Microsoftの音楽関連サービスはWindows 10の「Grooveミュージック」だけになる。同社は2006年に米AppleのiPod対抗の音楽端末「Zune」を発表し、その後音楽サービス「Zune Market Place」や「Zune Music Pass」を立ち上げたがいずれも終了した。また、2012年にはクラウド音楽サービス「Xbox Music」を立ち上げたがこちらも終了。それぞれのサービスの一部は2015年に立ち上げたGrooveに集約された。

 Grooveにはサブスクリプション機能と購入した音楽をクラウドに保存する機能があったが、モバイルアプリのサブスクリプション機能は昨年末に終了している。アプリがなくなると、クラウド(OneDrdive)に保存した音楽をiPhoneやAndroid端末で再生できなくなるが、Windows 10搭載PCやXboxのGrooveミュージックで利用できる。

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Windows 10のGrooveミュージック

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