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総務省、ドコモに行政指導 「ドコモ光セット割」で不適切な広告表示
総務省がNTTドコモに行政指導を行ったと発表。同社のサービス「ドコモ光セット割」で、不適切な広告表示があったという。
NTTドコモのサービス「ドコモ光セット割」について、不適切な広告表示があったとして、総務省は6月8日、同社に対して再発防止を求める行政指導を行ったと発表した。
ドコモ光セット割は、NTT東西の光回線を利用したFTTHサービス「ドコモ光」とスマートフォンの両方を契約すると料金を割り引くというもの。ドコモのWebサイト上の一部で、FTTHサービスの料金からの割引であるかのように表示していたが、実際はスマートフォンの利用料金からの割引だった。
問題の表記は、既に改善しているという。総務省は同社に対し、原因の究明や再発防止の徹底、類似した広告がないかの調査、対応結果の報告などを求めている。
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