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マイニングマシン「GMOマイナー B3」発売 最大33テラハッシュ/秒の計算能力
GMOインターネットグループが、仮想通貨マイニングマシン「GMOマイナー B3」を発売した。最大33テラハッシュ/秒のハッシュパワーが特徴。
GMOインターネットグループは7月2日、同社が開発した仮想通貨マイニングマシン「GMOマイナー B3」を発売した。1秒間で最大33兆回の計算(33テラハッシュ/秒)が可能という。7月時点の価格は1999米ドルで、11月の出荷を予定している。
6月に発売した「GMOマイナー B2」と同様、7ナノメートルプロセスのマイニングチップを搭載。マイニング環境に応じて異なる電力コストや、グローバルハッシュレート(マイニングが行われる仮想通貨の全世界の総ハッシュレート)の変化に合わせ、最大33テラハッシュ/秒まででハッシュパワーを自動調整するという。
最大出力時の消費電力は、1テラハッシュ/秒当たり103ワット。GMOマイナー B2と同様、1テラハッシュ/秒当たり81ワットでの稼働も可能。
GMOマイナー B2を購入済みの場合は、希望に応じてGMOマイナー B3に無償アップグレードするとしている。
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