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Facebookとメッセンジャーのバグで80万人がブロックした相手が非ブロック状態に(修正済み)
Facebookがまたプライバシー設定のバグについて発表した。影響があったのは約80万人で、既に修正済みだが、ブロックした相手が一時的に非ブロック状態になっていた。
米Facebookは7月2日(現地時間)、80万人以上のユーザーに影響したバグを修正したと発表した。このバグの影響で、ブロックした相手が5月29日〜6月5日の間、アンブロック状態になっていたという。影響を受けた可能性のあるユーザーには同日から告知を送っている。
ブロックとは、相手が自分をタグ付けしたり、自分の投稿を見たりできなくなるようにすること。友達になっている場合は友達リストからも削除される。
バグにより、ブロックした相手に例えば友達の友達と共有した画像など、「より広い範囲で共有したコンテンツ」が表示されてしまっていたという。また、ブロックした相手がメッセンジャーで接触できるようになっていた。
同社は6月にもバグのせいで1400万人が意図せず投稿を「全員に公開」にしてしまっていたと発表している。
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