検索
コラム

背面モニターはチルト式か、バリアングル式か(6/6 ページ)

デジカメの背面ディスプレイはチルト式か、バリアングル式か。使い勝手には大きな違いがある。それぞれのメリット、デメリットと、デジカメ史に残るユニークな可動式モニターもご紹介。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

ソニーのハイエンド機「DSC-R1」(2005年)。上面のモニターがこのように立ち上がりくるっと回せたのである

 大きくて重くて高価だったけど当時としては格段に高画質で歴史に残したい名機なのだった。

 もう一つは現役モデル。ペンタックスの「K-1」と「K-1 II」。

 背面モニターが4つの足でぐにっと後ろに伸び、クネクネと好きな角度に変えられるのである。


PENTAX K-1の背面モニターはチルト式に加えて、4本の足を使ってくねくねと角度を変えられるのだった。現行機のK-1 IIでも同じ

 これはもうなんといえばいいか、クネクネモニターとしかいいようがないユニークな可動式モニターなのだった。

 で、面白いギミック止まりかというと、カメラを三脚に据えて撮るとき、どの角度にも傾くってのが有効だったりするのだ。

 背面モニターをファインダーとして使うことでより自由なアングルで撮影できるのがデジタルカメラの良さであり、それを生かすためにモニターにどう柔軟性を持たせるか。

 集中したいときはきちんとファインダーを覗き、アングルに変化をつけたいときは背面モニターを使う、という撮り方を考えたとき、背面モニターが動かないって選択肢はないのだ。

 個人的には富士フイルムの「X-T2」「X-H1」の両方向チルトが好きなので、これが流行らないかなと思ってる次第であります。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る