Northlandのアナリストであるガス・リチャード氏が、Appleのモデムチップ調達先がIntelからMediaTekに切り替えられる可能性を示唆したとBloombergが以前報じていたことに関連し、DIGITIMESが伝えている。DIGITIMES によれば、2018年6月14日に3GPP Plenary会合において5G NR標準仕様の策定が完了したと発表したことで、2019年に出荷予定とされるMediaTekの5Gモデムチップ「Helio M70 modem」を次期iPhoneに前倒しして搭載する可能性があると情報筋が話したという。
MediaTekは、Appleのためにカスタマイズしたモデムチップを開発しており、そのために独立した高性能ASIC設計チームを組織していたようだ。
関連記事
- 「5G」標準仕様決まる 商用展開に弾み
携帯電話の通信規格を定める国際団体「3GPP」の会合で、5Gの無線方式「5G NR」の標準仕様が策定されたと、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどが発表した。 - マリンスポーツの4K映像、5Gで伝送 ドコモが海上実験
NTTドコモが、第5世代移動通信方式(5G)を使い、海上で4K映像を伝送する実験に成功した。マリンスポーツのパブリックビューイングなどで活用を見込む。 - 「Apple Watch Series 3」(仮)はIntelモデム搭載のスタンドアロン端末か
次期「Apple Watch」にはIntelのモデムチップが搭載され、単体での通話やメッセージング、Apple Musicのストリーミングが可能になるとBloombergのマーク・ガーマン記者が報じた。
関連リンク
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.