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「全国高校eスポーツ選手権」 毎日新聞とサードウェーブが共同開催
毎日新聞社とサードウェーブが「全国高校eスポーツ選手権」を共同で開催する。先着100校にPCを3年間無償で貸し出すプログラムも用意。
毎日新聞社と、ゲーミングPCを販売するサードウェーブは7月9日、全国の高校生を対象にしたコンピュータゲームの大会「全国高校eスポーツ選手権」を開催すると発表した。参加費は無料。8月に開設予定の公式サイトで、9月からエントリーを受け付ける。
日本在住の高校生、高等専門学校生、定時制高校生、通信制高校生が対象(15〜18歳)。出場者は、原則として同じ高校の生徒とチームを組む。
12月下旬にネット上で予選を開催し、2019年3月下旬に都内会場で決勝戦を行う予定。毎日新聞社の担当者は「成績優秀者には、賞金ではなく高校生がわくわくできるような体験を提供したい」と話す。
現時点での対象タイトルは、PCゲームの「リーグ・オブ・レジェンド」のみだが、その他のタイトルを追加する可能性もあるという。
詳しいエントリー方法は、Twitterの大会公式アカウント(@MAINICHIesports)で8月ごろに案内する予定。
大会の開催に合わせ、サードウェーブは「eスポーツ部 発足支援プログラム」を発表。大会へのエントリーを条件に、先着100校にゲーミングPC「GALLERIA」を3年間無償で貸し出す。デスクトップPCとノートPCを用意し、デスクトップPCの場合は24型ワイドディスプレイも提供する。
毎日新聞社とサードウェーブは「(eスポーツを)新時代を象徴する新しい文化として育み、発展させたい」としている。
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