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Google Payで個人間送金、米国でスタート
米Googleは10日、個人間送金サービス「Google Pay Send」を決済サービス「Google Pay」に統合し、Google Payで個人間送金を可能にしたと発表した。まず米国でスタートし、英国でも間もなく対応するとしている。
米Googleは7月10日(現地時間)、個人間送金サービス「Google Pay Send」を決済サービス「Google Pay」に統合し、Google Payで個人間送金を可能にしたと発表した。まず米国でスタートし、英国でも間もなく対応するとしている。Google日本法人によると、日本での対応は未定。
Googleは今年2月、Android端末向け決済サービス「Android Pay」と、Google Playストアなどで使う送金サービス「Google Wallet」を統合して「Google Pay」をリリースしたほか、個人間送金サービス「Google Wallet」は「Google Pay Send」(日本では未提供)という名称に変えた上で、「米国とカナダでは、Google Payに個人間送金機能を追加する」と予告していた。今回、この予告を米国でまず実装した形だ。
またGoogle Payには、コンサートチケットや搭乗券を保存する機能も追加される。
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