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東芝、4〜6月の純利益は1兆円超 東芝メモリ売却で

東芝の2018年4〜6月の連結業績は、東芝メモリの売却益9655億円を計上し、純利益が1兆167億円だった。一方、営業利益は7億円(同94.5%減)。

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 東芝が8月8日に発表した2018年4〜6月の連結業績は、東芝メモリの売却益9655億円を計上し、純利益が1兆167億円(前年同期は503億円)だった。一方、営業利益は7億円(同94.5%減)。“虎の子”の半導体なき今、エネルギー事業、ストレージ&デバイス事業などの減益が目立った。

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 売上高は8422億円(同7.3%減)。インフラ事業は増収増益だったが、エネルギー事業はランディス・ギア・グループの連結除外や、火力・水力発電システムの減収が影響し、部門全体としては悪化した。

 18年4月〜19年3月の連結業績予想は据え置き、売上高が3兆6000億円(前年比8.8%減)、営業利益が700億円(同9.3%増)、純利益が1兆700億円(同33.1%増)を見込む。

 一方、東芝メモリの売却益の一部は、7000億円程度の自社株買いに充て「株主還元を可能な限り早く行う」(同社)という方針だ。

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