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見やすいファインダーを搭載したクラシカルでカッコいい入門機「X-T100」荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/5 ページ)

富士フイルム「X-T100」はコンパクトで可愛いレトロ一眼レフ風のミラーレス一眼だ。一番の注目は、自撮りに対応したユニークなモニターの機構。これは面白い。

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自撮り時の画面。瞳検出機能もあり、瞳に白い枠が表示されている。キットレンズが広角系(広角端が23mm相当)なので自撮りにも向いてる。

 いやあ、これは面白い機構だわ。

 せっかくなのでこれで自撮りした写真を。


自撮りしてもらった。日陰でも肌色はリアル(15-45mm 16.6mm 1/140秒 F4 ISO400)

 セルフタイマー時は実にいろんなバリエーションを使えて、カップル LV.1から3(2人の距離によって変わる。顔を2つ認識して近くなったら撮影される)とか、指定した人数が揃ったらシャッターが切れるとか、そういうのを上面に新設されたファンクションダイヤルを回して決められる。

 まあカレシカノジョやともだちと楽しくセルフタイマーしたい人はどうぞ。


セルフタイマーのバリエーションは実に豊富。自撮り時に役立ちそう

 自撮り時ってシャッターボタン押しづらいので、こういう機能を生かすと良い。

 自撮り時以外は普通にチルト式モニターとして使える。


普段は横に開かず、チルト式モニターとして使える

SR+モードでローアングルで撮影。こういうアングルがチルト式の楽しさ(15-45mm 15mm 1/450秒 F8 ISO200)

 モニターはタッチパネルを搭載しているので、タッチAFやタッチシャッターもOk。ファインダーを覗いた状態でモニターをタッチパッドとしてAFポイント指定に使えるいわゆる「タッチパッドAF」もあるし、X-E3ゆずりのタッチファンクション(上下左右それぞれの方向へのフリック動作に機能を割り当てられる)も対応している。


「T-Fn」というのがタッチファンクション。フリックの方向に機能を割り当てられる

 タッチ操作のレスポンスは残念ながらあまりよくない。もうちょっとサクサク動いてもらえるとうれしかったところだ。

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