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Google、「Wear OS」アプリのレビュープロセスを必須に
Googleが、スマートウォッチOS「Wear OS by Google」向けアプリ開発者に向けて、これまでオプションにしていたアプリのレビュープロセスを必須にすると発表した。多様なディスプレイのサイズに対応しないアプリなどの改善が目的だ。
米Googleは8月15日(現地時間)、スマートウォッチOS「Wear OS by Google」で稼働するアプリの品質改善のため、現在はオプションであるWearアプリのレビュープロセスを、Google Playストアにアプリを登録するための必須のプロセスにすると発表した。
アプリ開発者は、これから新規に登録するアプリについては2018年10月1日から、登録済みのアプリについては2019年3月4日から、レビュープロセスが必須になる。
これまで、レビュープロセスがオプションだったこともあり、異なる画面サイズの端末に適切に対応しないアプリや、ストアに登録する際、アプリを紹介するスクリーンショットを1つも掲載しないアプリなどがあったという。レビューすることで、こうしたユーザーにとって使いにくいアプリをなくしていくのが目的だ。
具体的な品質については、「アプリの品質」ページで確認できる。
なお、モバイルアプリのレビュープロセスはこの変更の影響は受けず、Wearアプリがレビューを通過できなくてもモバイルアプリのアップデートがブロックされることはない。
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