ランナー向け耐汗イヤフォン「Jaybird」に新2モデル IPX7防水、8時間再生 1万3880円から
スポーツ向けイヤフォンブランド「Jaybird」から、Bluetoothイヤフォンの新製品2モデルが発売する。
ロジクールは10月2日、スポーツ向けイヤフォンブランド「Jaybird」から、Bluetoothイヤフォンの新製品として「Jaybird X4」と「Jaybird TARAH」を日本で発売すると発表した。発売日と価格は、Jaybird X4が10月11日で1万6880円、Jaybird TARAHが25日で1万3880円(いずれも税別)。
いずれもバッテリーやワイヤレス機能などの主要部品をイヤフォンの本体(ハウジング)に内蔵し、左右のハウジングをケーブルでつないだボックスレス型を採用。従来機からスポーツ向けとして防汗・耐水性能を売りにしていたが、両製品は新たに水深1メートルに30分沈めても内部に浸水しない「IPX7」相当の防水構造であることを明記した。
これまでのシリーズと同様に汗や油分に耐えられる構造で、真水試験で行うIPX以上の性能を持っているという。しかし、市場でIPX規格の認知度が上がり、問い合わせが増えたことから、IPX7の取得に至った。
両機種ともに、付属イヤーチップはシリーズで初めてシリコン製の外皮にジェルを包んだ新開発のイヤージェルを採用。耳の形に自然とフィットして密閉感が増すという。ケーブルには、長さを絞ってランニング時の揺れを抑える機構「スピードシンチ」を搭載した。
8時間再生で“シュア掛け”もできる「Jaybird X4」
Jaybird Xシリーズの4世代目。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、2時間の充電で最大8時間の音楽再生やハンズフリー通話が可能。10分間の充電で1時間の再生ができるクイック充電に対応する他、イヤフォン本体の独自の充電端子を備え、付属のクリップ式USBケーブルで充電する。
3サイズのイヤージェルとフィン(クッションパーツ)の他、米Comply製の専用低反発イヤーチップも付属。いわゆる“シュア掛け”と呼ばれる、耳の上にケーブルを通すように装着することも可能で、激しい動きをしても耳から外れにくいという。
本体のカラーバリエーションは、BLACK METALLIC/FLASH(BMF)、STORM METALLIC/GLACIER(SMG)、ALPHA METALLIC/JADE(AMJ)の3色。
Bluetoothのバージョンは4.1。対応プロファイルはHFP、HSP、A2DP、AVCRP、SPP。イヤフォン本体のボタンで電源、再生/一時停止、曲送り、受話/終話などの基本操作が行える。サイズは501(幅)×13.0(奥行き)×23.6(高さ)ミリ、重さ14.8グラム(本体のみ)。
6時間再生、シンプルな「Jaybird TARAH」
Jaybirdシリーズの新モデル「Jaybird TARAH」もリチウムイオンバッテリーを内蔵し、1.5時間の充電で最大6時間の音楽再生やハンズフリー通話が可能。こちらも10分間の充電で1時間の再生ができるクイック充電に対応する他、イヤフォン本体の独自充電端子に付属のクリップ式USBケーブルを取り付けて充電する。
3サイズのイヤーチップ一体型フィン(クッションパーツ)が付属。本体のカラーバリエーションは、BLACK/FLASH、NIMBUS GRAY/JADE、SOLSTICE BLUE/GLACIERの3色。
対応プロファイルはJaybird X4と共通で、Bluetoothのバージョンのみ5.0となる。サイズは476.4(幅)×13.25(奥行き)×19.7(高さ)ミリ、重さ13.85グラム(本体のみ)。
モデル名はTARAH(タラ)と読む。メキシコ北西部、標高2000メートル級の山岳地帯で常に走ることが日常という先住民「タラウマラ族」からネーミングした。
アプリでイヤフォン本体に音質設定を保存できる
両機種ともにペアリングしたスマートフォンに専用アプリ(iOS/Android、無料)をインストールすると、イコライザなどを変更して好みの音にカスタマイズできる。さらに設定をイヤフォン本体に保存できるため、他のデバイスとペアリングしても音質の設定が引き継がれるのが特徴だ。アプリでは付属品の使い方ガイドが見られる他、アプリ経由でイヤフォンのファームウェアアップデートなども行える。
関連記事
- iPhoneの“イヤフォンアダプターすらない”問題の解決法を考える
新しいiPhoneにLightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が付属しなくなった。これを機に使い慣れたイヤフォンとの決別を考えている人もいるかもしれないが、ちょっと待ってほしい。 - これが世界の最新ガジェット! IFAに集まったスタートアップの面白デバイスまとめ
「IFA 2018」の併催イベントとして2017年に始まった「IFA NEXT」は、スマート家電やIoT、ロボティクスなど、さまざまな“ものづくり系”スタートアップが世界中から集まる場所だ。会場で見つけたユニークなガジェットたちを紹介しよう。 - Boseの睡眠サポートイヤフォン「sleepbuds」 日本でも販売開始
ボーズは9月6日、睡眠をサポートするイヤフォン「Bose noise-masking sleepbuds」の販売を日本国内でも開始した。 - フルワイヤレスイヤフォンがコンビニで買える
ファミリーマートが多摩電子のフルワイヤレスイヤフォン「TBS31」を販売している。 - 「真水試験では意味がない。相手は汗だ」──単体で4時間再生、スポーツ向け完全独立型イヤフォン「Jaybird Run」
スポーツ向けイヤフォンブランド「Jaybird」から完全独立型タイプが登場。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.