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ドローン飛ばすと危ない“荒天エリア”、最小限の動きで回避 ウェザーニューズとKDDIが新気象予測システム
ドローン向けのピンポイント気象予測システムをウェザーニューズとKDDIが開発した。
ウェザーニューズとKDDIは、ドローン向けにピンポイントで気象を予測する「高精細気象予測システム」を開発したと発表した。従来よりも細かい範囲の気象情報を提供し、ドローンが危険なエリアを最小限の動きで回避できるようにする。
従来のドローン向け気象情報は、2キロメートル四方・高さ50メートル単位のものが中心だった。新システムは、KDDIが基地局約3000局に設置している気象観測装置「ソラテナ」のデータと、ウェザーニューズが全国約1万カ所で収集している気象データを活用。250メートル四方・高さ10メートル単位の細かい情報を予測する他、上空150メートルまでの風も10分単位で予測する。
細かい気象情報の利用で、ドローンの飛行ルートの選択肢を増やせる他、荒天エリアを最小限の動きで回避して機体負荷を減らせると見込む。農薬散布や災害状況確認などでの活用を想定している。
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