米ディズニーランドの「スター・ウォーズ」テーマランドのためにジョン・ウィリアムズが新たに作曲(動画あり)
Walt Disneyが2019年に米国のディズニーランドに開設する「スター・ウォーズ」アトラクション「Star Wars: Galaxy’s Edge」のためにシリーズの音楽を手掛けるジョン・ウィリアムズがテーマを作曲し、アビーロードスタジオで収録した。
米Walt Disneyは11月17日(現地時間)、アナハイムのDisneyland ParkとオーランドのWalt Disney World Resortで2019年に公開予定の映画「スター・ウォーズ」シリーズの世界を楽しめるテーマランド「Star Wars: Galaxy’s Edge」について新たな情報を公開した。
ジョン・ウィリアムズが新たなテーマ曲を提供
スター・ウォーズといえばオープニングで流れる壮大なテーマ曲が浮かぶ。一連のシリーズで楽曲を提供しているジョン・ウィリアムズ(86)が、Star Wars: Galaxy’s Edgeのためのオリジナルテーマを作曲し、ロンドン交響楽団を自ら指揮してロンドンのアビーロードスタジオで収録した。
ウィリアムズは2019年公開予定の「Star Wars: Episode IX」の作曲も担当するが、2月の米ラジオ局のインタビュー(リンク先は音声ファイル)で、スター・ウォーズシリーズの作曲はそれが最後だと語っている。
「Millennium Falcon: Smugglers Run」
ミレニアム・ファルコン号の操縦アトラクションのタイトルが「Millennium Falcon: Smugglers Run」に決定。ゲストはファルコン号を操縦する3人のクルーのうちの1人を担当できる。
「Star Wars: Rise of the Resistance」
ファースト・オーダー軍対レジスタンス軍の戦闘アトラクションのタイトルは「Star Wars: Rise of the Resistance」になった。下の画像は、実際のアトラクションで撮影されたものという。
タトゥイーンの酒場「カンティーナ」も再現
Star Wars: Galaxy’s Edgeは銀河の辺境の惑星、Batuuが舞台という想定で、敷地内には広大な村「Black Spire Outpost」が建設されている。この村では関連グッズのショッピングもでき、映画に登場するタトゥイーンの酒場「カンティーナ」も再現される。カンティーナでは「ブルーミルク」やアルコールを楽しめる。
宇宙船のようなホテル
エリア内のホテルは宇宙船のようで、ホテルまでは小型のポッドに乗って移動する。
Star Wars: Galaxy’s Edgeは、Disneyland Parkでは2019年夏に、Walt Disney World Resortでは同年秋に公開の予定だ。
関連記事
- DisneyのNetflix競合動画配信サービスは「Disney+」に 「ローグ・ワン」前日譚などを独占配信へ
Disneyが2019年中に立ち上げる予定の動画配信サービスの名称が「Disney+」に決まった。傘下のLucasfilmやMarvel Studiosによるオリジナルシリーズ番組を独占配信する計画だ。 - Disney、「スター・ウォーズ」テーマランド建設中の動画公開
Walt Disneyが、来年アナハイムとオーランドのディズニーパークで開設する「スター・ウォーズ」のテーマランドの建設動画を公開した。 - 「スター・ウォーズ」新シリーズ、Disneyの動画配信サービスで配信へ
Walt Disneyが2019年に立ち上げ予定のDisneyブランドの動画配信サービスで、Lucas Film製作の新たな「スター・ウォーズ」シリーズが配信される。製作総指揮は「アイアンマン」や「ジャングルブック」の監督、ジョン・ファブロー氏。 - Disney、米ディズニーランドの「スター・ウォーズ」テーマランドの映像を初公開
Walt Disneyが、2019年に米国で公開予定の「スター・ウォーズ」テーマランドの画像と映像を初公開した。ミレニアム・ファルコン号を操縦できるアトラクションもあるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.