ニュース
Apple、iOSやmacOSの更新版リリース 多数の脆弱性を修正
「iOS 12.1.1」「macOS Mojave 10.14.2」の他、tvOS、Safari、Windows版iTunesとiCloudなどのセキュリティ情報を公開した。
Appleは2018年12月5日、iOSやmacOSなどのセキュリティ情報を公開。同日リリースした更新版で多数の脆弱(ぜいじゃく)性を修正したことを明らかにした。
セキュリティ情報を公開したのは、iOSやmacOSの他、「tvOS 12.1.1」「Safari 12.0.2」「iTunes 12.9.2 for Windows」「iCloud for Windows 7.9」「Shortcuts 2.1.2 for iOS」の各製品。
このうちiPhoneやiPad向けの「iOS 12.1.1」では、ディスクイメージやFaceTimeなどに存在する20件の脆弱性に対処した。悪用されると権限の昇格や任意のコード実行、情報流出などを引き起こす恐れがある。
macOSのアップデートでは「macOS Mojave 10.14.2」と、High Sierra向けの「Security Update 2018-003」、およびSierra向けの「Security Update 2018-006」を公開。AMDやIntelに関連したものを含む多数の脆弱性を修正した。
関連記事
- Apple、「iOS 12.1」「macOS Mojave 10.14」などのセキュリティ情報を公開
他にも「watchOS 5.1」「tvOS 12.1」「Safari 12.0.1」「iTunes 12.9.1」「iCloud for Windows 7.8」のセキュリティ情報が公開されている。 - Apple、iOSとWindows向けiCloudの脆弱性を修正
「iOS 12.0.1」と「iCloud for Windows 7.7」が公開され、それぞれ複数の脆弱性が修正された。 - macOS Mojaveに未解決の脆弱性、セキュリティ研究者が指摘
macOS Mojaveにユーザーの情報を流出させてしまう未解決の脆弱性が見つかったとして、セキュリティ研究者がデモ映像を公開した。 - 「iOS 12」のセキュリティ情報公開、16件の脆弱性を修正
同時に「tvOS 12」「watchOS 5」「Safari 12」「Apple Support 2.4 for iOS」のセキュリティ情報も公開された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.