Google、「Allo」は2019年3月に終了、「Duo」は存続、一般向け「ハングアウト」は2つに分割と説明
Googleが、コラボレーションアプリの「Allo」を終了し、一般向け「ハングアウト」はG Suite版と同様に分割すると発表した。同社のコラボアプリは「メッセージ」「Duo」「ハングアウトChat」「ハングアウトMeet」の4つになる。
米Googleは12月5日(現地時間)、チャットやメッセージングなどのコラボレーションサービスの今後について公式ブログで説明した。
現在同社は一般向けコラボレーションツールとして、2013年にリリースした「ハングアウト」、2016年にリリースしたAI bot入りメッセージングアプリ「Allo」とビデオチャットアプリ「Duo」、Android向けのRCSメッセージングアプリ「メッセージ」を提供している。
Alloは4月に予告した通り、その主な機能をメッセージに統合し、開発を終了する。Alloのサポートは2019年3月に終了する。ユーザーはヘルプページを参考に、Alloのデータをエクスポートできる。
Duoはこのまま存続する。
一般向けハングアウト(社内では「Classic Hangout」と呼んでいる)については、「ハングアウトChatとMeetはG Suiteユーザーのためのチームコラボレーションツールだが、今後現行のハングアウトユーザーも利用できるようにする」としている。分かりにくいが、つまり、一般向けハングアウトも企業向けと同様に、チャットアプリのハングアウトChatと動画チャットアプリのハングアウトMeetに分割するということのようだ。
つまり、Googleのコラボレーションツールは、メッセージ、Duo、ハングアウトChat、ハングアウトMeetの4つに集約するということだ。
「一般ユーザー向けではメッセージとDuoに、チームコラボレーションではハングアウトChatとハングアウトMeetに再度フォーカスし、よりシンプルで統合されたコミュニケーション体験を皆さんにお届けしていく」という。
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