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DMM傘下の仮想通貨取引所「cointap」、開始前に事業撤退 「カジュアル層の需要減った」
DMM.com傘下のネクストカレンシーは、2019年春の開始を予定していた仮想通貨取引所「cointap」(コインタップ)の事業を取りやめると発表した。
DMM.com傘下のネクストカレンシーは12月25日、2019年春の開始を予定していた仮想通貨取引所「cointap」(コインタップ)の事業を取りやめると発表した。仮想通貨市場の環境が変化し、需要が低下したために資金回収が困難だと判断した。
DMM.comグループとしては、仮想通貨取引所「DMM Bitcoin」で取引サービスの提供を続ける。ビットコインを始めとする複数の仮想通貨でレバレッジ取引ができるDMM Bitcoinに対し、cointapは「仮想通貨は難しそう」「買い時・売り時が分からない」といったカジュアル層をターゲットとするスマホ向けアプリとして提供を予定していた。
しかし、ビットコインの価格下落など市場環境が変化し、想定していたカジュアル層の需要が低下。「事業展開しても資金を回収できないと判断した」(広報)という。
サービスの事前登録で取得した、ユーザーのメールアドレスは同日に破棄した。
cointapの事業展開を軸に立ち上げたネクストカレンシーだが、cointapの事業取りやめにより現在提供を予定するサービスはない状況だ。同社の今後の方針については「近く決める」(広報)としている。
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