好きな言葉でひらがな練習用紙作れる「ひらがなプリントメーカー」公開 「3歳の娘のために作った」
ひらがなの書き方を練習するための紙を作成できる「ひらがなプリントメーカー」が無料公開。好きな言葉をひらがなで入力すると、その言葉の袋文字を、書き順入りで表示。PDF化して印刷できる。
ひらがなの書き方を練習するための紙を作成できる「ひらがなプリントメーカー(仮)」を、プログラマーのごうだまりぽさんが公開した。好きな言葉をひらがなで入力すると、その言葉の袋文字を、書き順入りで表示。PDF化して印刷できる。印刷した用紙を使い、子どもがペンなどで袋文字をなぞれば、ひらがなの練習ができる。
縦書・横書き、文字サイズ、紙の向きを切り替えられ、書き順表示の有無も選べる。PDF生成はWebブラウザ上で完結しており、入力内容がサービス運営者に送信されることはないという。
改変・再配布が可能なフォント「IPAPゴシック」を利用。ほどほどに幅があり、子どもがなぞって書きやすいと判断した。学校で習う書き方と少し異なる文字もあるため、手作業で一部改変。矢印や数字はPhotoshopで手作業で書き込んだという。
ごうださんは「もともとうちの3歳の娘のために作ったのだが、これはけっこう需要があるだろうということで真面目に作り込んで公開した」という。
「市販の子供用ドリルは、画数の少ない文字や字形のシンプルな文字から少しずつ練習できるようにできている」が、子供は、好きなキャラクターの名前などから書きたがることもあるとごうださんは指摘。「ひとりひとりのレベルや興味に合った教材で、退屈したりつまづいたりすることなく楽しく文字をおぼえてもらえると嬉しい」としている。
今後カタカナにも対応したり、文字練習以外の教材の生成ができるようにすることも検討しており、サービス名は「変わるかもしれない」としている。
ごうださんは、夫婦で経営する企業「鳥人間」で、人工衛星ウォッチングアプリ「ToriSat」なども手掛けている。
関連記事
- 日本語のフリーフォントを試せる「ためしがき」登場 見栄えを一覧で比較
日本語のフリーフォントを、好きな言葉や文章を入力して試せるWebサイト「ためしがき」が登場。 - 気軽に誰かをたたえよう「ウェブ表彰」、想定以上の反響 6000枚以上の表彰状が贈られる
Web上で「表彰状」を作り、SNSなどを通じて簡単に贈呈できる「ウェブ表彰」というサービスが7月上旬に登場し、たくさんの表彰状がやりとりされている。開発者のあんどさんは「世界を優しくすることに貢献できたんだと感じた」という。 - FTPクライアント「FFFTP」開発継続へ 最新版「3.0」公開
更新が滞っていたFTPクライアントソフト「FFFTP」の開発を引き継ぐ有志が現れた。KURATA Sayuriさんが、新バージョン「3.0」をGitHubで公開している。 - 空にかざせば衛星軌道が景色に重なる「ToriSat」iPhoneアプリ
人工衛星の動きを景色に重ねて見られるiPhone用ARアプリ「ToriSat for iPhone」が登場した。 - ISSを肉眼で見よう 「ToriSat」で接近時間や軌道をチェック
「ToriSat」を使えば、国際宇宙ステーション(ISS)を肉眼で見られる場所をチェックしたり、ストリートビューを使った軌道の再現映像を確認できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.