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「Windows 10」、次期アップデートでタスクバーのCortanaと検索を分離
Microsoftが4月ごろにリリースするとみられる「Windows 10」の次期大型アップデート(コードネーム:19H1)で、タスクバーに検索ボックスがつき、Cortanaとは別になる見込みだ。
米Microsoftは1月16日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview Build 18317(コードネーム:19H1)の幾つかの新機能を発表した。その1つとして、現在タスクバーで1つにまとまっている検索とCortanaを分離し、別々に表示する。
上の画像のように、タスクバーに検索ボックスと従来のCortanaのアイコン(黒い円)が並ぶ。検索ボックスをクリックすればテキスト入力による検索が、CortanaのアイコンをクリックすればCortanaが起動し、音声での命令を入力できる。2つを分離することで、「ターゲットオーディエンスとユースケースに最適な独自の改善が可能になる」という。
なお、Insider Preview Build 18305ではCortanaアイコンに検索ボックスがついた状態だった。
19H1の一般向け公開は4月ごろになるとみられている。
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