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Intel、暫定CEOのロバート・スワン氏を正式CEOに指名
Intelが、昨年6月に辞任したブライアン・クルザニッチCEOの後任として、減暫定CEO兼CFOのロバート(ボブ)・スワン氏を指名した。
米Intelは1月31日(現地時間)、昨年6月に辞任したブライアン・クルザニッチCEO(58)の後任として、現暫定CEO兼CFO(最高財務責任者)のロバート(ボブ)・スワン氏(58)を指名したと発表した。同氏は取締役にも就任する。
スワン氏は、米GEや米eBayのCFOを歴任し、2016年10月にCFOとしてIntelに迎えられた。米Bloombergによると、スワン氏は暫定CEO就任時、全社会議で正規CEOにはなりたくないと語ったという。
同氏は31日、発表文で「暫定CEOを務める中、私はIntelの機会と課題、従業員と顧客について、さらに深い理解を深めた。取締役会から正式CEOの打診があった際、この特別な会社を率いるチャンスに飛びついた」と語った。
Intelは約半年間、新CEOを探していた。米Axiosなどによると、米Appleのハードウェア技術担当上級副社長のジョニー・スラジ氏も候補に挙がっていたという。
正規CFOを探す間、現財務担当副社長のトッド・アンダーウッド氏が暫定CFOを務める。
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