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ポケットに入る超望遠、イマドキのコンデジはここまで進化していた(後編)荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/4 ページ)

スマホとデジ一眼が注目される一方、話題に上らなくなってきたコンパクトデジカメ。でも、市場から消えたわけではなかった。後編ではキヤノン「Powershot SX740HS」を取り上げる。

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撮影モードダイヤルの料理と自撮りがポイント

 ユーザーがよく撮る被写体で、オートではフォローが難しいものとして、自撮りと料理があったのだろう。


料理モードで撮った海老フライとカキフライ。確かに明るくていい感じに撮れてる

 通常のオートで撮ったものと料理モードで撮ったものを並べるとこれだけ違う。


上が料理モード、下が通常のオート。違いは一目瞭然(りょうぜん)

 面白い。

 こうなったら夜景も入れてほしかったかなと思う。

 ただ、シーンポジションの中に手持ち夜景はあるが、オートで撮り比べて見たら、それほど差はなかった。作例はオートで撮ったものを。


オートで夜景を撮影。ISO800で撮れた(24mm相当 1/15秒 F3.3 ISO800)

 ISO感度はISO100から3200。


ISO100-800

ISO1600-3200

 ソニーのものと比べて見ると、全体にキヤノンの方がノイズを上手に抑えてる感はある。

 ではそれ以外の作例を。

 日没前の空にカメラを向けたら、夕景と判断されて夕焼けっぽく撮ってくれたので。


シーン自動認識で夕陽と判断された。夕刻の逆光っぽさがきれいにでてくれたので(255mm相当 1/2000秒 F8 ISO100)

 マクロに強いのも特徴。望遠端だと最短撮影距離は2メートルだけど、広角端だと1センチまで寄れる。


ギリギリまで寄って撮影。レンズ前1cmまで寄れるのは強い(24mm相当 1/30秒 F3.3 ISO250)

 ちなみにメディアはSDカードを採用している。

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