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違法ダウンロード規制見直し、明治大が17日にシンポジウム 「これまでとこれから」考える
違法ダウンロード規制の拡大を盛り込んだ政府の著作権法改正案について、これまでの経緯を検証し、今後の情報収集や著作権制度のあり方について議論する緊急シンポジウムを明治大学知的財産法政策研究所が開催する。
違法ダウンロード規制の拡大を盛り込んだ政府の著作権法改正案について、これまでの経緯を検証し、今後の情報収集や著作権制度のあり方について議論する緊急シンポジウム「『ダウンロード違法化の対象範囲の見直し』これまでとこれから」を、明治大学知的財産法政策研究所(IPLPI)が3月17日に駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開催する。Webサイトのフォームから申し込めば無料で参加できる。定員は500人。
同大学研究・知財戦略機構顧問で東大名誉教授の中山信弘氏による問題提起を皮切りに、これまでの経緯や審議会での議論のあり方、同研究所が3月3日に公開した、文化庁の資料を批判する検証レポートなどについて、弁護士や法学者が講演する。その後、2時間にわたってパネルディスカッションを行う。
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