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Microsoft、「Slack」対抗「Teams」利用組織が50万社以上に
Microsoftが、「Office 365」のチームコラボレーションのハブである「Teams」の企業ユーザーが50万社を超えたと発表した。また、背景チェンジやホワイトボードなどの新機能も紹介した。
米Microsoftは3月19日(現地時間)、「Office 365」のチームコラボレーションのハブである「Microsoft Teams」の企業ユーザーが50万社を超えたと発表した。
Teamsの正式版は2017年3月のリリース。同社は2周年を記念したインフォグラフィックスも公開した。
ちなみに、Teamsの競合とみなされている米Slack Technologiesのコラボレーションツール「Slack」の有料プランユーザーは、1月の発表では8万5000社だった。
Microsoftはまた、幾つかの新機能も発表した。一部を紹介する。
背景チェンジ機能
昨年9月に追加した背景ぼかし機能に加え、背景を指定した画像に置き換える機能が使えるようになる。自宅にいてもオフィスのような背景や、企業ロゴなどに変更できる。この機能は下半期に追加の見込みだ。
手描きコラボアプリ「Whiteboard」のサポート
手描きコラボアプリの「Whiteboard」をTeams内のメンバーで直接使えるようになる。Microsoftによると、メンバーは物理的なホワイトボードに手描きしたものもWhiteboardで共有できるという。この機能は公開プレビューになった。
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リアルタイムの音声字幕変換機能
会議の音声をリアルタイムで字幕表示する機能は、英語のプレビューが間もなく公開される。
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