東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月26日、駅や電車の忘れ物の所在をLINEのトーク画面から問い合わせできるサービスを27日午前11時から始めると発表した。忘れ物をした日時や場所、品物の特徴を対話形式で送信すると、後にオペレーターがデータベースから検索し、該当品があればプッシュ通知で知らせてくれる。当面は試行期間として財布類の問い合わせのみ受け付ける。
同社のLINE公式アカウント「JR東日本Chat Bot」で始める新サービス。これまで忘れ物の問い合わせは担当者が電話で受け付けていたが、LINEのチャットbotによる自動受付に対応することで、問い合わせの一次対応を省人化する。
オペレーターは問い合わせの申告内容に近い品物があれば、保管している駅をユーザーにLINEのプッシュ通知で知らせる。受け付け時間は午前11時から午後4時まで。
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