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Google、AI倫理原則のための外部諮問委員会「ATEAC」立ち上げ
Googleが、昨年6月に発表したAI倫理原則を企業として順守するための外部諮問委員会を立ち上げた。年に4回会議を開催し、成果は報告書として一般公開する計画だ。
米Googleは3月26日(現地時間)、昨年6月に発表したAIに関する取り組みのための倫理原則「AI Principles」順守のための外部諮問委員会「ATEAC(Advanced Technology External Advisory Council)」を立ち上げたと発表した。
顔認識や機械学習の公平性など、GoogleにとってのAI関連の課題を検討し、多様な視点を提供してもらうのが目的。2019年に4回の会議を持つ予定で、まずは4月に第1回を開催する。会議の成果は報告書として公表する計画だ。
メンバーには、カーネギーメロン大学のアレッサンドロ・アクイスティ教授、 香港科技大学のデ・カイ教授、ドローン企業Trumbull Unmannedのダイアン・ギブンスCEOなどが名を連ねる。
18日に人間中心のAI研究所「HAI」の立ち上げを発表したスタンフォード大学のフェイフェイ・リー博士の名はない。同氏は数年間、Google Cloud AI担当チーフサイエンティストを務めていた。
Googleは、ドローン画像の顔認識技術を採用する軍事的なサービスの契約を米国防総省と結んだことで内外から批判され、契約更新をしないと約束した際、AI原則を発表した。
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