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フルサイズEOSの画質が手に入る入門機「EOS RP」:荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/6 ページ)
キヤノン「EOS RP」は、エントリーモデルだけどミラーレスEOSらしい使いやすさを実現。しかもフルサイズEOSの画質が手に入る。
さて、AFでもう一つ。EOS Rは−6EVというめちゃ暗い場所でもAFが効くのがウリだったが、ROS RPも−5EVとかなり暗いところでもOk。これも良い。
シャッタースピードは最高で1/4000秒。電子シャッターを使えばもっと高速で切れる、ってことはない。残念。
ISO感度はISO100から40000が基本感度で、最高でISO102400まで上げられる。
いつもの感度チェック。
EOS Rと同等かちょっといいくらいだ。
−5EVまでAFが効いて高感度に強い、となると夜の作例である。
夜の暗い公園で35mm F1.8で撮影。暗いけどAFは迷わず顔に来ているし、ISO12800だが十分なクオリティー。
夜の公園で猫を見つけたのでギリギリまで寄って撮影。暗い住宅街の公園でもすっとフォーカスがくるのは良し。ちょっと被写体ブレはあるけど。ISO12800で(35mm 1/80秒 F1.8 +1/3 ISO12800)
キットレンズの35mm F1.8は寄れるし明るいし写りもいいしで超お勧めだが、ズームレンズが欲しい人もいるはず。
RFレンズにエントリー向けの小型軽量で廉価な標準ズームレンズがないので(そこが残念)、現状での選択肢は「RF 24-105mm F4 L IS USM」になるだろう。
少々高価で太いが汎用性の高い標準ズームだ。
望遠端の105mmで深大寺の門前街をスナップ。平日なのに多くの人で賑わっておりました。タッチパッドAFで甘酒ののれんにフォーカスを合わせて絞り優先で(24-105mm 105mm 1/640秒 F4.0)
望遠撮影をするならマウントアダプターの出番。
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