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英政府、スマスピで1万2000件以上の問い合わせに対応 AlexaとGoogleアシスタントで
英政府がAmazonとGoogleのスマートスピーカーで政府情報を音声で調べられるようにした。「Alexa、パスポートの取り方は?」など、1万2000件の質問に音声で答える。
英政府は4月20日(現地時間)、音声アシスタント搭載スマートスピーカーで、政府からの情報を音声で調べられるようにしたと発表した。米Amazon.comの「Alexa」搭載スピーカーと米Googleの「Googleアシスタント」搭載スピーカーがサポートする。
最低賃金やパスポートの作り方、無料保育への申し込み方法など、1万2000件以上の情報をスマートスピーカーに音声で問い合わせ、回答を得られるようにした。
英政府の公式WebサイトGOV.UKの責任者、ジェニファー・アルム氏は発表文で「音声サービスは、特にコンピュータやスマートフォンを使いにくいと感じる人にとっては、情報を取得するための非常に便利な方法になる可能性がある」と語った。
対応するコンテンツは今後も増やしていく計画だ。
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