ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOが5月13日、アルバイト従業員を新たに2000人採用すると発表した。勤務日数に応じて時給を最大1300円まで引き上げるなど、待遇の改善も図る。
勤務地は千葉県と茨城県にある物流センターで、ファッションブランドから納品された商品の入出庫管理や検品、発送などの作業を行う。
これまでアルバイト従業員の時給は1000円だったが、週4日以上勤務の場合は時給を1300円まで引き上げる。また、仕事の成果に応じて1カ月当たり最大1万円のボーナスを半年ごとにまとめて支給するという。未経験でも応募可能で、公式サイトによると履歴書も不要だ。
ZOZOが4月25日に発表した2019年3月期(18年4月〜19年3月)の連結決算によると、商品取扱高は3231億円と前年比で19.4%増加したが、営業利益は21.5%減の256億円にとどまった。
同社は利益率が悪化した要因の1つとして「人件費の上昇」を挙げている。商品の取扱高が増える中、アルバイト従業員を大量採用することで人材不足を解消する考えのようだ。
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