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Chromium版「Edge」のmacOS向けプレビュー公開 デザインやショートカットをMacに最適化
Microsoftが次期Windows 10のアップデートで追加する予定のChromium版EdgeのmacOS版がCanary Channelでリリースされた。キーボードショートカットなどのUIやデザインがMacに最適化されている。
米Microsoftは5月20日(現地時間)、昨年12月に発表したChromiumベースのEdgeのCanary Channel(プレ開発者版)のmacOS版をリリースしたと発表した。macOS 10.12以降をインストールしたMacで専用サイトからダウンロードできる。
先にリリースされたWindows 10版と異なり、フォントやタブのデザイン、キーボードショートカットまでMacユーザー向けに最適化した。
さらに、一部のMacBookに搭載されている「Touch Bar」もサポートし、Edgeで再生している動画のメディアコントローラとしてTouch Barを使ったり、Touch Barでタブを切り替えたりできる。
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MicrosoftはChromium版EdgeのプレビューをCanary Channel、Dev Channel(開発者版)、Beta Channel(β版)の3つのチャンネルでリリースしていく計画だ。Windows 10版はCanaryとDevが既にあり、Betaも“間もなく”公開される見込みだ。
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