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Google、検索結果に“出前ボタン”、アシスタントからの注文も まずは米国で
Googleが米国で、複数の出前サービスと提携し、検索結果やGoogleマップ、Googleアシスタントから直接出前を頼めるようにした。
米Googleは5月23日(現地時間)、Google検索、Googleマップ、Googleアシスタント経由で出前サービスに食べ物を注文できるようにしたと発表した。
まずは、DoorDash、Postmates、Delivery.com、Slice、ChowNowなどと提携する。
Google検索で検索結果に「ORDER ONLINE」ボタンが表示されれば、ここから直接配達(またはピックアップ)を注文できる。サイドメニューを選ぶこともでき、決済はGoogle Payで行える。
スマーフォトン版のGoogleアシスタントでは、「Hey Google、<レストラン名>に<メニュー名>を注文して」と言うことで注文を開始できる。注文の内容は画面から選ぶ。
Googleアシスタントからの注文では、「<レストラン名>に再注文して」と言うことで、注文履歴が表示されるので、希望の注文をタップすることで手軽に再注文できる。
Googleは4月、Walmartとの提携でGoogleアシスタントでのWalmartでのショッピングを発表した。5月には、Googleショッピングにカートアイコンを追加する計画を発表。オンラインショッピング市場への参入を拡大している。
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