離婚で富豪になったマッケンジー・ベゾス氏、資産の半分以上を寄付する「Giving Pledge」に参加
Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOと離婚し、約37億ドルを獲得したマッケンジー・ベゾス氏が、資産の半分以上を何らかの慈善事業に寄付する取り組み「Giving Pledge」への参加を表明した。元夫もTwitterでエールを送った。
米Amazon.comの創業者、ジェフ・ベゾス氏との離婚でおよそ37億ドルを獲得したマッケンジー・ベゾス氏が、慈善的取り組み「Giving Pledge」に参加した。Giving Pledgeが5月28日(現地時間)に発表した。
Giving Pledgeは、2010年6月にMicrosoftの共同創業者ビル・ゲイツ氏と著名投資家のウォーレン・バフェット氏が中心になって立ち上げた取り組み。参加者は、資産の半分以上を、生存中あるいは死後に何らかの慈善事業に寄付する。
Oracle創業者のラリー・エリソン氏や映画監督のジョージ・ルーカス氏、Facebookのマーク・ザッカーバーグ夫妻などが参加している。
マッケンジーさんは公開書簡で、「私は不相応な額の資産を持っています。今後も慎重に慈善事業に取り組むつもりです。注意深さ、時間と労力が必要でしょう。でも、私は進みます。そして、金庫が空になるまで続けます」と語った。
元夫のジェフ・ベゾス氏は自身のTwitterアカウントで「マッケンジーを誇りに思う。彼女の公開書簡はとても美しい。さあ行け、マッケンジー」と応援メッセージをツイートした。
両者は2018年に20億ドル規模の慈善ファンド「Bezos Day One Fund」を立ち上げており、こちらも継続している。ジェフ・ベゾス氏は今のところGiving Pledgeへの参加は表明していない。
Giving Pledgeには今年、マッケンジーさんの他に、WhatsApp創業者のブライアン・アクトン夫妻、Coinbaseのブライアン・アームストロングCEO、ベンチャーキャピタリストのクリスカッサ夫妻などが参加した。現在の参加者は204人になった。
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