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LINEで粗大ごみの収集申し込み、手数料支払いまで完了 福岡市で初の実証実験
LINEが、粗大ごみの処理手数料をLINE Payで支払えるサービスの実証実験を、福岡市中央区で行うと発表した。
LINEは6月25日、福岡市中央区で、粗大ごみの処理手数料をLINE Payで支払えるサービスの実証実験を7月1日に始めると発表した。メッセージアプリ「LINE」上で、粗大ごみの収集の申し込みから処理手数料の支払いまで行えるようにする。全国の自治体では初の試みという。
使い方は、まずLINE上で「福岡市粗大ごみ受付」(@fukuokacity_sdg)のアカウントを「友だち」に登録。粗大ごみの収集を申し込むと福岡市のWebページに遷移し、粗大ごみの種類や個数、収集希望日などを指定する。その後、処理手数料をLINE Payで支払えば、申し込みが完了する。実験の期間は2020年3月31日まで。
LINEは昨年9月から、福岡市で粗大ごみの収集の申し込み受付を、LINEアプリ上で行えるサービスを提供。同社の調査によると、利用者の98%が好意的な反応だったが、「粗大ごみの処理手数料の支払いも、LINE上でできると便利」という声も多く、LINE Payで支払える仕組みを中央区限定で試すことにした。
今後は検証結果を踏まえ、市内全域に対象範囲を広げるとしている。
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