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JR東日本、駅でテレワークできる個室 8月から提供
JR東日本はテレワークなどに利用できる1人用の個室「STATION BOOTH」を設置し、8月1日からサービスを始めると発表した。
JR東日本は7月3日、テレワークなどに使える1人用の個室「STATION BOOTH」を東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅の構内に8月1日から設置すると発表した。利用料金は15分250円で、キャンペーン期間中は15分150円(いずれも税別)で提供する。
電話ボックスのような形の個室にデスクや椅子、Wi-Fi環境、電源、モニター、エアコンなどを用意。仕事やメークなどの用途に使える。15分単位で借りられる一時利用の他、専用Webサイトから2週間先まで予約できる個人会員、法人会員の制度も用意する。一時利用はSuicaやPASMOなどの交通系電子マネー決済のみ。予約の場合はクレジットカードでも支払える。
STATION BOOTHは、2018年11月から実証実験を行っていた。利用者からの意見を受けて、今回から個室の利用状態を知らせるランプや大型デスクなどを導入した。
今後は首都圏を中心にSTATION BOOTHの設置場所を増やす。今秋には東京駅にコワーキングスペースの「STATION DESK」も開業予定で、利用料金はSTATION BOOTHと同様の15分250円(税別)に設定する予定だ。
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