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WarnerMedia、定額動画サービス「HBO Max」を来春立ち上げ

「ゲーム・オブ・スローンズ」制作のHBOや多数のヒット映画を擁するWarner Brothersなどを傘下に持つ米総合メディア企業のWarnerMediaが、定額動画サービス「HBO Max」を発表した。来春提供を開始する。現在Netflixが独占配信している「フレンズ」など、多数の独占コンテンツを用意する計画だ。

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 米AT&T傘下の総合メディア企業WarnerMediaは7月9日(現地時間)、以前から予告していた定額動画サービスの名称を「HBO Max」とし、2020年春に提供を開始すると発表した。

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HBO Maxのロゴ

 現在米Netflixが独占配信しているHBO製作の人気ドラマ「フレンズ」のすべてのエピソードの独占配信や、オリジナル映画やドラマの製作・配信を予定している。スタート段階で、1万時間以上のプレミアムコンテンツを提供する計画だ。

 ロバート・ダウニー・ジュニア主演の「ペリー・メイソン」やスティーブン・キングの「The Outsider」を原作とするドラマなどを制作中。今回新たに、東京の犯罪事情を描いた記者の回想録、ジェイク・エーデルスタイン著「Tokyo Vice:アメリカ人記者の警察回り体験記」を原作とするドラマなどを発表した。

 WarnerMedia傘下には、「ゲーム・オブ・スローンズ」を製作したHBO、多数の人気映画シリーズを擁するWarner Brothers、CNN、「トムとジェリー」などのアニメで知られるCARTOON NETWORKなどがある。

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WarnerMediaグループ

 サブスクリプション料金などの詳細はまだ発表されていない。

 米国の定額動画サービスとしては米Netflixが大きなシェアを持っているが、米Disneyが11月に「Disney+」を立ち上げ、米Comcast傘下のNBCUniversalも来年定額動画サービスを立ち上げると予告している。

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